日本でのバレンタインは、「女性がチョコレートとともに、男性に愛を告白する日」として知られています。ところが、世界を見渡すとそうとは限らないことがわかるものです。特に、面白いバレンタインの風習が残る地域も存在します。たとえばドイツのバレンタインは、豚をモチーフにしたグッズや食品を贈り合う日として知られているのです。
ドイツでの豚は、幸運と欲望の象徴とされています。だからこそ、男性が女性に豚モチーフのグッズなどをプレゼントする日として知られているのです。一方、デンマークでは他ヨーロッパ諸国がバラを贈る風習であるのに対し、スノードロップの花を贈るのが一般的とされています。白いヒガンバナのようなスノードロップも、ロマンチックで素敵なものです。
バレンタインは何と、南アフリカにまで浸透しています。南アフリカのケープタウンの観光スポット・ロペン島で行われる合同結婚式は有名です。バレンタインに行われるこの行事は、20年以上も続いていると言われています。アメリカでも2月14日はイベントが実施されていますが、日本のようにギフトを限定したものではありません。
ハート型チョコレートも販売されていますが、プレゼントする相手は友達や家族など、恋人に限らず仲の良い人と幅広く認識されています。愛を伝える場合は、やはり男性からとされておりその場合にチョコレートやバラの花束といったアイテムが使われるそうです。愛にもさまざまな形があることが、十分に理解出来ます。バレンタインのことならこちら