年を股にかけて、ハロウイーンやクリスマスを楽しんだ後、お正月の次に来るのがバレンタインの日です。商戦は冷めやらぬ感じで、チョコレートそのものを打って出るし、用途別に出来上がったものまで用意されています。まるでカボチャやケーキがお餅になり、更にチョコレート迄になったかの様な売り出しの仕方です。その起源はいつになるのかと言うと、日本の洋菓子メーカーが小さなチョコレート店として開業し、2月14日にチョコレートを買って恋人に送るというキャンペーンを始めたのがそもそものきっかけとなりました。
また戦後間もない頃に、百貨店がバレンタインセールとしてキャンペーンを大体的に行ったからなのだ、と言う説もあります。手造りに自信のある人は、ここぞとばかりに力を発揮するでしょうし、市販の物だって1手間かけて心のこもったメッセージカードと共に送れば、立派なプレゼントとして通用します。70年代から80年代にかけて、バレンタインデーは片思いの人にチョコレートをあげると恋が叶うというコンセプトのもとに、若い女性達の間に爆発的に広まりましたが、現在でもその考え方は受け継がれている様で、商品自体を見ても魅惑的でカラフルな面が多数見受けられます。尚感謝の気持ちを表す相手には義理チョコで、愛する人に贈るチョコは本命チョコです。
友達同士で交換し合う友チョコや、自分様に買って自分の為だけに用意するご褒美とも言える自分チョコも存在する様です。バレンタインのことならこちら